北朝鮮の核実験、意外と策士かもしれない?

ついこの間、ドカンと大きな地響きを上げながら北朝鮮が5度目の核実験を行いました。おまけに北海道の近くへミサイルを打ち込んだりとやりたい放題。日本からすれば、遺憾の意がいくら連射されても足りないような状況です。

そんな中で起きたのが洪水問題。もちろん日本を襲いかけている台風14号の話ではなく、北朝鮮で猛威をふるっている別件の豪雨です。被害自体は今月の初旬に起きたものらしいのですが、あっという間に熊本地震の死傷者の人数を突破し、一部の街がまるごと吹き飛ぶような被害が出ていることが明らかになりました。

そして、たとえ核実験を行おうが、待った無しで人道支援を求めるのがWFPのお仕事。早速支援の要望を呼びかけているのですが、北朝鮮とそこそこ仲がいい中国ですら、今回の核実験には怒っているわけで…。

日本では万景峰号を人道的な観点から入港させていた過去もありますが、果たして今回は人道的な支援を行うのでしょうか?正直言って、国連安保理からも叱られたばかりで、なおかつ追加制裁まで囁かれている今の状態で、支援をしてくれる国があるとは到底思えないのですが…。

もしかしたら、北朝鮮はこのことも想定済みだったのでしょうか?いくら国や政府がダメダメでも、国民には罪はない、というのが外交における一般的な考え方。そして生活がカツカツの北朝鮮にとっては、他国からの支援は是が非でも手に入れたいカード。災害が起きていることを明らかにしつつ、軍事力の底上げを目指しながら他国からの援助を手に入れる。気象関係者らを交えながらこういう作戦を練っていたのであれば、意外と金正恩氏らは策士なのかもしれません。